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2025/03/16 11:39
こんにちは。田中拓馬です。
アートは知的なゲームの側面があります。一般的には絵だけ描いているのがアーティストという印象を持たれますが、いいか悪いか議論が分かれるところですが、キャンバス等に作品を描き、それを価値を高めて、人々に手放したくないと思わせるまでの力作をしあげて世に残していくのが、アートの世界で行われる一つの到達点と思っています。
それには、様々な顧客の方の創造と維持といったマーケティング業務を行ったり、スタッフの管理やお金の管理といったマネージメント業務から、雑用から様々なことを行います。
また、マーケットは国内だけにとどまらないため、海外のギャラリーやエージェントと英語での取引や交渉なども行います。
これら様々な活動を行い、さくひんは当然として一流のものを目指してしのぎを削ります。
ここのスタジオの顧問や顧客の方は様々な業界を超えた素晴らしい方に支えられています。何人か軽くではありますがご紹介させてください。
顧問の方では、竹本繁さん、入村道夫さん他、何人かの方がいらっしゃいます。
竹本繁さんは、伊藤忠商事に同志社大学から入られて、選抜によりハーバード大学に伊藤忠から進みました。戦前の陸軍参謀でシベリア抑留後、伊藤忠の会長になった瀬島龍三会長からの指名で瀬島会長の直属の部下になり、様々な昭和の改革に関わった方です。身近な例ですと、伊藤忠から派遣されて伊藤ヨーカドー、そして黎明期のセブンイレブンでセブン銀行の設立を行いました。また国鉄民営化でJRの行政改革にも関わり尽力されました。瀬島会長が中曽根元総理大臣の総理就任の立役者でしたので、中曽根元総理の総理就任に尽力された方でもあります。
また入村道夫さんは、リクルート黎明期からのリクルート黄金期の立役者です。リクルートの新卒8期で入られて、40歳の若さで取締役になりました。その後株式会社コスモスイニシアの代表取締役社長、コスモスオーストラリアというオーストラリアのブリズベンにある、リゾートホテルの代表取締役も歴任されました。現在でも様々な会社の経営相談などをわかりやすく、だれでも楽しく働けるいい組織を広める活動をされています。本も出されていますので、こちらを参考に見てください。
一方で、お客様は日本の方を中心にしていますが、様々な特色のあるスーパーエリートの方もいらっしゃいます。日本ではアートはどこかこじんまりした閉ざされた感はありますが、アートは世界のトップエリートは教養や知的な楽しみとしてたしなむ傾向にありますので、面白い普段では会えない方との接点ができます。
一例をあげますと、日系アメリカ人の20代半ばの女性でシアトル中心に世界中を旅しながらライフスタイルを送っている日系のアメリカ人の方がいます。この方は経歴もさることながら、性格が素敵なのです。経歴では17歳で起業して、スタンフォード大学というアップルのジョブズが卒業したエリート大学、のみならずミシガン大学、セントジョーンズという世界でも屈指の大学を卒業しました。この方はその間に21歳でグーグルに会社を売却していて、現在は縛られることが少なく生きている方です。本当はこういった肩書よりも性格の良さをお伝えしたいのですが、今度スタジオで皆さんにもお会いしてほしいくらいです。
先ほど紹介させていただいた、竹本さん、入村さんも同様ですが、アートの愛好家やサポートいただく方は心が広く優しい方が多いです。
よく大学、とりわけアメリカの大学に行くのはその後の人脈形成のために行くといわれています。日本でも慶応大学の三田会などは結束が強いことでしられています。ですがアートも作家や作品を通じて知り合った方が、ご縁を通じて結びつき普段では得られないネットワークができるという意味では、作品以上に代えがたいものではないでしょうか?こういった側面を今回ご紹介させていただきました。