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2019/12/26 11:00

俯瞰(ふかん)

こんにちは。
スタッフの富川です。

今日は俯瞰(ふかん)について書いてみたいと思います。
俯瞰とは、物理的な意味で物事を上から見下ろすこと。
あと、客観的に物事の全体像を捉えること、広い視野で物事を見ることです。

田中拓馬の作品のテーマを一言で表すと俯瞰です。
現実社会を客観的に捉え、それを絵にする。
田中拓馬作品は現実社会をフォーカスし、鋭く切り込んでいく。
俯瞰がテーマであります。
人間寿司においては、元々、寿司を食べる側だった人間が寿司になって食べられていく作品です。
これは人間が中心になっている社会に問題定義していることの皮肉さや疑問を投げかける作品でもあります。

社会には光もあり陰もあります。
一般の人は光ばかりみたいと思いますが、陰の嫌なドロドロした面もあります。
そんな部分も田中拓馬は表現したいのです。
ですので、作品の中には怖い作品や暗い作品もあります。

最近の作品では、人間寿司のネコうさぎまでが先の見えない現実に置かれて現実から追われた感じになっています。
これは社会をさらに客観的に見た、俯瞰のそのものです。

誰もが、もがき、苦しみ、喜ぶ。
俯瞰をテーマは我々、社会に生きる人間にとっては大きな問題です。
今後も田中拓馬作品は社会が変化していくように進化していくでしょう。
田中は一つ一つの謎を解くように絵を描くと思います。

では、ありがとうございました。

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