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2019/12/21 12:54
サイ・トゥンブリーという画家について
こんにちは。
スタッフの富川です。
風邪が流行っているので皆さん気をつけてくださいね。
今日はサイ・トゥンブリーという画家について書いてみたいと思います。
サイ・トゥンブリーは20世紀のミニアリズム(必要最小限度まで省略する表現スタイル)での巨匠画家です。
2015年 サザビーズのオークションで素人には落書きのように見える作品に約86億円という値がつきました。
日本ではあまり知られてない画家ですが、幼児のような落書きのようにタッチに手の動きだけで作りあげていくのが彼の特徴です。
普通、具体的な花な人物を描く場合、目に支配されて、真っ直ぐに線を引かなければいけないとか意識しがちですが、彼は手で描いています。
適当に描いているように見えますが、計算されているというか適当には描いていないのです。
サイ・トゥンブリーが日本であまり有名でないのは国民性の違いではないでしょうか。
日本では丁寧に描かれた作品やキャンパスに埋め尽くされた作品がウケるようですが、このような画家の作品もあって、今一度見直してみなければならないと思いました。
私も人から教えられて彼の作品を知りました。
日本でも彼の作品がもっと認知されることを期待します。
アートは深いですね。
では、ありがとうございました。