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2019/11/26 19:14

こんにちは。
スタッフの富川です。

田中拓馬はニューヨークに出張に行きました。
いよいよ勝負の時であります。

さて、今日はバスキアについて書きます。
2017年5月、アパレルの通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイの前澤友作社長が、サザビーズ  ニューヨークのオークションでジャン=ミシェル バスキアの作品を約123億円で落札しました。これは、予想落札価格をはるかに上回る価格となり、バスキア作品のオークション最高額を記録しました。
2016年にもバスキアの作品を62億円で落札していた前澤氏は、将来的に、千葉県に美術館を建設し、収集したアートコレクションを展示することを公表しています。

そして、今年、東京の森アーツセンターギャラリーで9月からスタートした「バスキア展メイド イン ジャパン」。が好評をよび日本でもバスキアの人気はさらに高くなりました。

1980年代のアートシーンに、彗星のごとく現れたバスキアは、わずか10年の活動期間に、3000点を越すドローイングと1000点以上の絵画作品を残しました。
今回、日本初の大規模となる本展では、そんなバスキアの作品の中から約130点の作品が並びました。

そしてもう一つ、本展の最大の見どころとなっているのが、バスキアと日本との関係性です。
本展のタイトルが「メイド イン ジャパン」となっているように、バスキアが日本に影響されたことが伺える作品が多数紹介されています。
ソニーのウォークマンや、まんがを通じて日本に愛着を持っていたというバスキア。
バスキアが生きた80年代、日本はバブル経済に向かう好景気の時代でした。そのような時代背景から、日本経済の象徴である「¥」や「YEN」という単語も作品の中で多く登場します。
こうした作品から、バスキアと日本の関係の深さが感じられ、日本の文化が取り入れられていることに喜びを感じ、バスキアに親近感をおぼえます。
天才アーティスト、バスキアの一面を垣間見れる展示会となったようです。
私と同じ年に生まれたこともありますし、今生きていればどんな絵を描き、どんな生き方をしたのかも気になるところでもあります。

今日はバスキアについて書いてみました。
ありがとうございました。


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