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2019/09/18 17:57

こんにちは。
スタッフの富川です。

今日は前回に続いてジャポニズムについて書きます。
前回、ゴッホやモネが日本美術に影響されたと書きました。
ゴッホは漢字のアレンジしたものを作品に入れたり、モネの鮮やかな赤は日本の着物から取り入れたそうです。
ジャポニズムとは、陶磁器や浮世絵といった個別的なものの流行りだっただけでなく、日本そのものの流行でもありました。
例えば、葛飾北斎の波の絵、神奈川沖浪裏という作品ですが、これは、西洋近代に描かれた波のすべてが北斎の影響であり、北斎のこの作品は、当時の西洋の目から見た日本美術の看板だったので、シンボルとして、またパロディとしてこの絵の波が引用されることがありました。
日本の美術工芸品は、とりわけ絵画の分野において触媒となって、色彩、空間、線といった影響を及ぼし、モダンアートの発展を強く後押ししました。
一言でジャポニズムは歴史的背景もあり語ることができませんが、次回を最後にして、ジャポニズムについて書いてみたいと思います

では、ありがとうございました。


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